メンヘラとの日々記録

idだけ持っていたけどずっと放置のハテナ。

初めて使ってみようと思ったら、自分がなぜこのidを設定したのかまったく覚えてなくて、戸惑っておりますが、本題へ。


一年ほど前にメンヘラ同僚が入ってきた。

メンヘラだと気づいたのは半年ほどしてからで、

それまでは余りにもおかしいことは、

その都度ぶつかっていたのだけど気づいてからは、ヤツに対して一切意見することをやめ、

どんなにおかしなことでも、すべて従ってきた。

そのために、何度、二度手間三度手間になったか分からない。

結果、私が思っていた方向になり、

ほれみたことかと、しょっちゅう思っていた。


どんな些細なことも、私の意見は基本否定する。

よっぽと機嫌のいいときぐらいだ、スムーズに私の意見を聞き入れるのは。

まあ、上からダメ出しされてもすべてヤツにせいになるから、どーでもいいやと思っていた。


新芽が芽吹き出してきて、ヤツの気分がいつも以上にムラが出てきた。

だから、奴が不機嫌にならぬよう、いつも以上に注意を払っていた。


ある日、別部署から感じの悪い文字修正が私宛にだけメールが来たけど、ヤツには転送もせずこっそり修正しておいた。

ヤツは普段、私だけにメールが来ることを極端に嫌う。

というより、病的なまでに過剰な疎外感を抱く。

なので私だけに来たものは転送はするけど、

転送したらしたで、自分の名前が入ってないことに、やっぱり機嫌が悪くなって、当たられる。

この時は情緒不安定気味だったので、何も知らない方がと思い転送しなかったのだが、ひょんなことからバレてしまった。

ccに自分の名前がないことを怒るのだけど、他事業所の人はあんたのこと知らんよ。

私だって他事業所の人は付き合いある人しか知らんし。

で、まあ、転送して情報共有しなかったことを怒るのだけど、

なぜ、そうなったのか、あんたが機嫌悪くなるからだって、言えないよね。

その後ぐらいから気圧の不安定な日々が続いたこともあって、

ヤツの状況はますます悪くなってきた。


その頃、デザインのサイズ変更に取り組んでいたのだけど、

どうしてもうまくいかない箇所があって、

ますます機嫌悪くなっていた。

こうなると、手も頭も止まって、動かなくなる。

そして、2日ほど休んだ。

その間に上司に指示されて動いた業務があるのだが、

奴が休む前に頭を抱えていたことを私が仕上げたことで、ますます機嫌が悪くなっていた。

デザインを変更したわけでもなく、雛形に沿ってサイズを変えただけで、誰がどうしようが問題はない。

しかし恐らく、仕事を取ったと思ったのだろうな。

けど気分障害で休むと、いつ出て来るか分からないから、

こちらもいつまても待ってられないし、アテにできないから、そりゃあ進めるよね。

外部業者に依頼するものも含まれていたので、

社内業務をさっさと終わらせたかったし。

で、上の人と外部業者への指示とその後の進め方を口頭で相談して決めたのだけど、

それを伝えるとまあ、怒る怒る。

そして、この案件に関してはサイズ変更なしで行くって話だった、だからサイズ変更の必要がないと、言い出した。

確かにその話も出たけど、見にくいからやっぱりサイズ変更しようって話になったし、上もそれを望んでいる。

けど、本人はすっかり忘れてるし、恐らく過剰な疎外感からの被害妄想で、阻止したいだけになっていた。

面倒ったらない。

こーゆーとき、私はこうなった過程を説明しても向こうは怒りをさらにヒートアップするだけなので、

「分かった」と聞き分けたふりをするのだがね。

一事が万事そんな感じで一年ほどになるんだよ。

そして水曜日、ヤツが主導で仕様を変更したものがあった。それは別にいい。

しかし私はやったことないし、自分の中に情報ないから、調べたわけよ。今後も使うなら理解しとかなきゃと。

そしたら、バグりましてね。

本人も気づいてなかった。

それを指摘し、修正方法をググってたのだけど、

今すぐ何とかしてと言い出した。

時間的に終業間近で無理だったので、

一旦元の仕様に戻して、翌日対応した。

対応方法も口頭で説明した。

あくまで説明で「こうするんだよ!」とかもちろん言ってない。

しかし、今になって思えば、自分が主導した仕様にケチつけられたと思ったのだろうなあ。


そして、木曜日、奴がとりかかっててどうしてもうまく行かないデザインが出て来た。

それをなんとかして欲しいと頼まれた。

その時に互いに思い違いが生じていた。

そのデザインをするとき、Aという方法を使うが、ヤツはBを使う。

どちらも間違いじゃないのだけど、ヤツが望むものを作ろうとしたら、Aの方が適している。

なので、Bの不足箇所を指摘したら、間違ってないと怒る怒る。

ヤツの頭の中にはBのやり方はしかないから、通じない。

だから、私も黙った。

そして、黙々と修正してヤツが言う通りに仕上げた。

「できたよ」と告げると、どうやって?と聞くから、

説明をしたのだか、ちょうど昼休みに入ったとこで、

春休みで在宅してる息子の昼ごはんを用意するため早口で説明して足早にかえったのだった。

あと、その日はコピー機がゴーゴー音を立ててる時に何か聞かれたけど、全然聞こえなくて、

つい大きな声で「えー?」と聞き返したのだが、

それを私が威圧してるように思われたようだ。

しかしだなあ。

こちらも難しい問題解いてる時に話しかけられ、しかも何言ってるか分からないから、

反射的に大声になっちまった訳よ。

他意はない。

どうやらこのあたりがきっかけとなり、

派遣会社に私からの指示が上から目線で仕事をできないと言いつけた。

派遣会社はヤツのメンヘラを理解してるので、

私への状況確認と心情をききたかったと言っていたのだが。

派遣会社にはここまでに書いた長いいきさつをタラタラ書いていたのだが、

なんで私がこんな言い訳がましい説明せなあかんのかと思うと、

アホらしくなったので、

メンタルがヘラってきてたから、先回りしてヤツの気に触れないようにしてたけど、裏目に出てしまったこと、

メンがヘラってるから、何でもないことにも過剰に反応されておると話しておいた。

派遣会社も想像の範囲内であると、私に平謝りであったのだけど。


確かに私は声も大きいしテキパキしてるから、

威圧感あるかと思う。

しかも相手はメンヘラだから、細心の注意は払っている。

何かものを頼む時は「ごめん、これお願い」とか下手に出てますよ。

デザインに対して指示なんてしないし、させて貰えないから、

そもそもウエメセになる機会もない。


しかし、やはり、私はそんな横柄だったか?と振り返って思うわけですよ。

自分じゃ気づかないところで、キズつけてしまっていたのではないかとか。

向こうから見たら私がメンヘラって思ってるかもなとか。そんなことを考えていたら、その夜は一睡もできなかった。

メンヘラに引きずられて、メンヘラになるのもよく分かると思った。


普段から見てる他の同僚から

「いつも我慢して気を使ってるのは分かるし、むしろ上からなのはあっち」と言ってもらえて、

自分を取り戻したけど。


で、こうしてメンヘラが暴走した事象を書いているのだが、

果たして私はそんなに上から目線だったのだろうかと思う訳だ。


ただ、説明しただけのことをヤツの気分でウエメセと派遣会社にチクられたり。

こんなことがこれからも続くのなら、私は確実に病む